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アレルギー性結膜炎~その③

2020年2月11日(火)

アレルギー性結膜炎の治療のコツ~その③

キーワードは4つあります

 ①初期療法

 ②プロアクティブ療法

 ③ステロイドの追加

 ④洗眼薬

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③本日はステロイドの追加についてご説明いたします。

 

抗アレルギー薬の使用を基本として、症状の強い時期、花粉のピーク時期にはステロイド薬を追加すると、さらに効果を発揮いたします

 

ステロイド点眼には、様々な種類がありまして、大雑把にあげますと

強ステロイド→リンデロン、ベタメタゾン

弱ステロイド→フルメトロン、オドメール、ピトス

が、あります。

さらに様々な濃度がありまして、我々はそれらの使い分けをしております。

 

ステロイドは人類が開発した最も偉大な薬です。しかし副作用が多数あり、使い方を間違えると病状が逆に悪化することがあります。ここが我々医師の手腕となります。

 

例えば長期でステロイドを使用いたしますと、眼圧が上がる場合があります。眼圧は目の中の圧力であり、そのまま放っておくと、神経を圧迫して緑内障という病気になります。空気がプシューとあたる検査がありますよね。あれは眼圧を測定しています。

 

また感染症が原因のときには、病状が悪化する場合があります。ひとえに結膜炎といっても、必ずアレルギーが原因というわけではありません。なんらかのバイ菌に感染して結膜炎を起こしているかもしれません。この鑑別には患者様のエピソードをよく聞くこと、眼脂(めやに)の性状などが、とても重要となります。

 

初期療法は、花粉が飛びはじめる前に治療をはじめると、症状を軽減し遅らせることができるというものです。仙台の花粉飛散予想を考えると、そろそろはじめるのが良さそうです。治療希望のかたはお申し出ください。

プロアクティブ療法は、症状が落ち着いていても用法通りに使用することな最も効果を発揮するということです。

④はまた明日以降でご説明いたします。

 

西多賀眼科医院をどうぞよろしくお願いいたします。

 

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